パッケージ製品の導入で次のようなお悩みはございませんか?
- ・インターネット検索すると多くのパッケージ製品・クラウドサービスが見つかるが、どれを選べばよいか分からない。
- ・日々の業務に追われて、情報収集する時間が確保できない。
- ・パッケージ製品の担当営業の話を聞いても、内容が難しくてよく分からない。
当社は、パッケージ製品・クラウドサービスの選定をご支援させていただきます。
パッケージ製品とは
「パッケージ製品」とは、既に完成しており、すぐにでも導入することができる製品のことを指します。一方で、自社独自に開発依頼して構築するシステムを「スクラッチ開発」と呼びます。
パッケージ製品とスクラッチ開発の特徴を比較しました。
パッケージ製品 | スクラッチ開発 | |
価格 | ◎比較的価格が安い。 ただ、バージョンアップに思わぬ金額提示も。 |
✕パッケージ製品に比べて費用がかかる。 |
ライセンス | ✕ユーザあたりのライセンス費用が別途必要。 | ◯ライセンスフリー(無制限)で提供される場合が多い。 |
導入期間 | ◎既製品であるため導入までの期間が短い。 | ✕導入までの開発期間が必要。 |
機能数 | ◯価格相当以上の機能が提供されている場合が多いが、汎用的な構成であるため不要な項目や機能も散見される。 | △要望機能数に応じた価格が必要となる。 |
拡張性 | △独自機能の追加に対応できない場合がある。 | ◎自社業務に沿った機能が構築可能。 |
定着化 | △製品に合わせたシステム利用となるため、導入後の慣れが必要。 | ◎業務に沿ったシステムであるため、比較的スムーズに導入可能。 |
品質 | ◯導入実績の多い製品は品質が安定している。 | △安定稼働までに時間がかかる場合がある。 |
システム更改 | ◯価格面では別システムへの更改が比較的容易だが、ITベンダーに自社業務を最初から伝える必要がある。 | ◯当初の導入費用を考えれば、新たに再構築するのは不向きだが、導入後の機能追加にも柔軟な対応が可能なため、比較的システム利用期間が長い。 |
比較表からは、予算・導入期間を優先する場合はパッケージ製品、スムーズな導入・長期利用を優先するのであればスクラッチ開発を選択すればよいことが見て取れます。
どちらがよいかは企業規模ならびに業態によりますが、一般的に独自性のない業務(例えば、会計や給与計算)にはパッケージ製品が適しています。
一方、独自性のある業務(例えば、生産管理)にはスクラッチ開発が適しています。
注意が必要なのは、自社業務に合わせるためにパッケージ機能をカスタマイズした結果、利用機能のほとんどをカスタマイズすることになるケースもあります。
結果、価格面で優位なパッケージ製品を選択しているにもかかわらず、スクラッチ開発よりも費用がかかることもあります。特に、利用ユーザー数が多い場合。
また、カスタマイズ機能はバージョンアップを適用できないケースも多いことも、予め認識しておく必要があります。
パッケージ選定支援の流れ
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何を解決するか!のゴール設定はパッケージ選定においても大切です。
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現状の解決課題に向け、パッケージ製品提供ベンダーからの情報収集を行います。
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絞り込んだパッケージ製品の提供ベンダーに対し、デモ開催を依頼する製品を検討します。
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製品デモおよびパッケージ評価シートをもとに、導入パッケージを確定します。
「パッケージ製品」と「スクラッチ開発」の特徴をご紹介しましたが、上手に選定すれば「パッケージ製品」のほうが投資対効果が期待できます。
パッケージ製品は導入検討段階で機能が明確になっているため、導入後のイメージがしやすい点にあります。一方、よく似たソフトが数多く販売・提供されているため、どれを選んだらよいのか分からないこともよくあります。
以下に、当社のパッケージ選定支援の流れをご紹介させていただきます。
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Step2パッケージ製品の情報収集
現状の解決課題に向け、パッケージ製品提供ベンダーからの情報収集を行います。
資料請求やパッケージ製品の営業担当へのヒアリング情報をもとに、機能比較を行います。お客様の業務および導入予算に合わせて数本のパッケージ選定に絞り込み、その結果(比較資料)をお客様にご紹介させていただきます。
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Step3パッケージ製品のデモ開催
絞り込んだパッケージ製品の提供ベンダーに対し、デモ開催を依頼する製品を検討します。
当社からのご紹介製品だけでなく、お客様自身で興味のある製品も含めて検討し、当社よりデモ開催の依頼を行わせていただきます。
日程調整および業務内容の伝達まで代行させていただきますので、この間、お客様は通常業務に取り組んでいただけます。
また、必要に応じてパッケージ評価シートをご用意させていただくこともございます。
パッケージ提供機能が類似している場合は、製品デモを受けるだけでは判断が難しいこともあり、価格や機能面だけでなく、導入者の評価も判断材料となります。 -
Step4導入パッケージ製品の確定
製品デモおよびパッケージ評価シートをもとに、導入パッケージを確定します。
導入パッケージが確定しない場合は、必要なStepに戻って整理内容や解決策を再検討し、パッケージ製品の再選定を行わせていただきます。